本のイメージ。ひらめき

だれもが、憧れる人物像があります。

その理想の人になるための近道は、「自分の脳をだますこと」

というお話を前回させていただきました。

 

自分の脳をだます・・・?

それはわかったけど、どうやったらいいんだよ!

そんな簡単に騙せるなら、とっくにやってる。

そんな方のために、だれでも簡単にできる具体的なテクニックを紹介します。

 

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『ポジティブ転換』で理想の自分になろう

本のイメージ。ひらめき

 

脳を騙すと簡単に言っても、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

「辛いときでも、無理して笑っていれば自然楽しくなってくる」とか、

「落ち込んでるときでも元気な声を出していれば、いつの間にか元気になってくる」なんていう、

精神論的なことだけでは、言うのは簡単だけど・・・という感想になってしまい実行するのは難しいと思います。

 

あるんです!

だれでも毎日たった5分続けるだけで、自分がなりたい自分に変わっていって、成功できる方法が。

「ポジティブ転換」という簡単な行動を続けるだけです。

 

私自身も、飲食店で店長をしているなかで、これを知るまでは失敗ばかりをしていました。

一応店の中では店長という立場ですから、指示を出せばみんな従ってくれます。

「自分は店長だから」毅然として周りと接しなければいけない。理想の店作りをするためにも妥協してはいけない。

そんな想いでいっぱいになり、人とうまく向き合えていなかったんですね。

それである時、だれも私の周りには集まって来ないことに気づいたんです。

当然それでは、チームとして結果が出るはずもなく、人も定着しない。売上も下がる一方。

いつしか私自身も出勤するのが苦痛で仕方ないと感じるようになってしまいました。

 

これではまずい!

 

そう思い、当時コンサルを行ってくれていた先生から教えていただいた方法がこのポジティブ転換なのです!

その具体的な手順を、次から説明していきたいと思います。

 

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ポジティブになろう!「ポジティブ転換」の準備編

悩む女性-ビジネス

自分の不足を知ろう

さあ、いよいよなりたい自分に変わるための最初のステップです。

理想の自分があるということは、裏を返せばその理想の自分と今の自分の間には、距離があるということです。

例えば、「誰に対しても、いつもニコニコしている自分」がなりたい理想の姿だとするならば、

人によって態度を変えてしまい、気分次第でイライラを人にぶつけてしまう」というのが現在の自分です。

理想が「面倒なことでも率先して取り組み、仕事をテキパキ終わらせる」という姿だとしたら、

今のあなたの出来ていない所は「面倒な仕事はついつい後回しにしてしまい、結果的に納期を送らせてしまう」というところなのかもしれませんね。

 

自分がなりたい理想の姿=自分の出来ていないところ(不足と感じているところ)

その不足が満たされれば、なりたい自分になれるということでもあります。

まずは不足を8つリストアップしてみましょう。

自分が出来ていないところを考え続けると、マイナスの気分になってしまい凹んでしまうこともあります。

でも、これも理想の自分に変わるためのステップです。

会社で部下を抱えている人なら、チームで取り組むのも良いですね。

匿名で、上司の良いところと悪いところを書いてもらうと、自分では出来ていたつもりが

部下にとってはマイナスだったりすることもあり、かなりショックを受けることもあります・・・。

しっかりと自分と向き合うことにしましょう。

 

不足を補って変われた自分具体的にイメージしてみよう

不足をリストアップしたら、自分が成長できてその不足の部分を解消できた自分をイメージしてみましょう。

先程の例でいうなら、

「相手によって、または気分でイライラをぶつけたり不機嫌になってしまう」というところが

不足=出来ていない部分だとしたら、

「いつも、誰に対しても万遍なく笑顔で気持ちよく対応出来る自分」というのが変われた姿ということです。

仕事を後回しにしてしまうのが不足なら、「面倒なことを嫌がらず最優先で終わらせる、仕事ができる自分」ということになります。

リストアップした8つの項目に対して、全て反対となる理想ん自分を具体的にイメージしてみましょう。

 

言葉にして視える化しよう

さて全てイメージできたでしょうか?

なんだか、理想の自分をイメージしていただけで、だんだんと楽しい気持ちになってきませんか?

いいカンジです!!少しずつ脳を騙せてきましたね。

 

次はそのイメージした理想の姿を、なるべく具体的に日常的な言葉で表現してみてください。

んー・・・ちょっとわかりづらいですよね。

例えば、いつもイライラしない自分をイメージしたのなら、それを普段の仕事の日常に合わせてみます。

「私は毎日出勤したら、みんなに自分から笑顔で挨拶をします」

「私は誰に対しても平等に、笑顔で聞く姿勢をもって話しかけることができます」

という形で、具体的な行動をイメージして言葉に変換します。

言葉にする際に、2つだけルールがあります。

  1. 「ネガティブな言葉」を使わないこと。
  2. 「私は〇〇◯します。(もしくは◯◯◯できます)」という様に、言い切る形にすることです。

 

上の例でいえば

「私は、不機嫌な顔で挨拶をしません」

という表現はダメということになりますね。

実践編で詳しく解説をしますが、ネガティブな表現を使うと結局脳もネガティブに騙されてしまうので、

全てポジティブな表現で構成することが大切なんです。

 

ここまでの準備ができましたか?

ここまできたら、あとは実践あるのみ。

なりたい自分は、すぐ目の前まできていますよ!!